厚肉管の切断は、管用レーザー切断機にとって最も要求の厳しい用途の一つであり、高出力レーザー、高度な切断パラメーター、そして頑健な機械構造を必要とします。壁厚12mm~50mmの管は、圧力容器、海洋プラットフォーム、重機フレーム、パイプライン施工など、構造的健全性および溶接品質が極めて重要な分野で使用されます。厚肉管の従来の切断方法(酸素アセチレンバーナーおよびプラズマ切断機)では、幅広い切断幅(カーフ)、大きな熱影響部(HAZ)、粗い切断面が生じるため、溶接前の研磨作業が多大に必要となり、人件費が大幅に増加し、生産性が低下します。一方、高出力ファイバーレーザー切断機では、切断幅がわずか0.2mm~0.4mm、熱影響部が0.5mm未満、かつ溶接準備が最小限で済む清潔で直角な切断面を実現できます。RAYMAX社の高出力管用レーザー切断機は、6000W~12000Wのレーザー光源を搭載可能で、炭素鋼管は最大壁厚50mm、ステンレス鋼管は最大壁厚40mmまで、単一パスでの切断が可能です。本機の頑丈なL字型ベッド構造は、厚肉管切断時に発生する高い動的負荷下でも切断精度を維持するために必要な剛性を提供します。例えば、掘削機ブームアーム用に壁厚25mmの炭素鋼管を加工する重機メーカーにおいて、RAYMAX社の6000W管用レーザー切断機を導入したところ、従来の酸素アセチレン切断による1本あたり45分の切断時間が、わずか4分に短縮され、さらに溶接前の研磨工程が不要となる優れた切断面品質を実現しました。また、オプションとして搭載可能な「ビベル切断機能」により、操作者は厚肉管の端面に直接V溝などの溶接前処理形状を形成でき、下流工程をさらに削減できます。3チャック式設計により、最大2000kgの重量級管を安定して支持でき、切断中の管のたわみを防止し、精度を確保します。石油・ガスパイプライン用途では、厚肉パイプ端面のビベル切断公差を±0.5°以内に保つことで、現場溶接時の継手組立精度が向上し、設置時間の短縮と接合部の信頼性向上を実現します。また、煙・粉塵排出機能付き密閉構造により、厚肉管切断時に発生する大量の煙および微粒子から作業者を保護します。当社までお問い合わせください。高出力管用レーザー切断機が、貴社の厚肉管加工業務をいかに最適化できるか、ご相談させていただきます。